タイで漏電ブレーカーが突然作動。対策。久しぶりに面白い経験をしました。

タイでは、外部要因による停電、施工不具合による停電はよくあります。

又、
我が家の場合は、庭灯迄の配線が地中にある為、問題が起こる事が多い。
2011年、私が未だタイヘステイする前の年に、
大洪水。
我が家も床上約3cmの洪水被害を受けました。
地中の配線を掘り起こし、修理しましたが、
その後、数年後に各所から、漏電が見られ、順次対策。
しかし、又同じく、地中配管内を新規配線に交換するだけで進歩がありません。
昨年の乾季に、
メインブレーカーから、塀迄の配線を、地中から、空中配線に変更しました。
残りは、塀の配線から、庭灯迄の配線が未だ地中にある。

この冬の乾季に対策をするつもりであるが、
これを待てずに、
又、次の課題が出てきた。
それは、ネズミが一階の天井裏に住み着いてしまった事。
ネズミ除去の超音波装置を買ってみたが、
未だ、時々騒ぐ。

騒ぎが激しい夜、
突然漏電ブレーカーが作動、停電。
エアコン、コンセント、電灯などの安全ブレーカーを順次開閉して、
特定した結果、
天井裏の配線がメインの一階コンセントラインを特定した。
困った事になったなと思いつつ、
一応、戸外の降雨を受ける可能性がある箇所を対策。
コンセントラインのブレーカーをオン、漏電ブレーカーをオン。
無事復帰。
ほっとしていたところ、
数日後、雨が降り始めた直後、又、漏電ブレーカーが作動。
ここで、エンジニアの魂が再燃。
工場経験も生かして、分析。
無事、問題箇所の特定、対策が完了しました。
以下の通り。
(1)シーケンス回路分析(自筆で描いてみた)から、問題箇所の特定。
(2)雨の影響からの推測。
(3)壊れていたテスターの代わりにマルチメーターを購入して、抵抗測定。
(1)-1、機器からの推測。
(前回の作動後に復帰と、今回の降雨作動の状況から、ネズミによる天井裏の配線破損は無いと判断して、
機器の二次側の問題を先ず、解決する事にした)
a、コンセント部分は、機器を外せば、漏電は止まる。
b、コンセントラインから分岐させたラインは、安全ブレーカー以降はブレーカーを切れば漏電は止まる。
c、問題はスイッチ回路、スイッチ回路、ベースの1本/(2本の内)はスイッチを切っても、漏電は止まらない。
(1)-2、具体的な推測。(2)の雨の影響も考慮。
a、ポンプライン(給水用)は、コンセント以降に安全ブレーカーがあり、戸外の問題(雨)の影響は受けない。
b、コンセントからスイッチを経由しいる庭照明の戸外の漏電は、スイッチを切っても継続する。
c、母屋から別棟への接続部は、前回対策済み。
(3)マルチメーターで、一階の全てのコンセントの抵抗測定。
1箇所を除いて、全て、「0L」無限大。
1箇所は、抵抗値の値が表示された。
その1箇所とは、上記(1)-2、b、のコンセントからスイッチ経由で、地中を通り、外部の庭灯につながるラインです。
早速、この回路をスイッチ部分で遮断して、漏電ブレーカーの作動を確認。
無事、回復しました。
ディーチャイ、ディーチャイ(嬉しい、嬉しい)
さて、今日のジュディは、
停電いいね。ゆっくり寝れていいね。