腰痛対策にブッダ?その2。サイクリングで腰痛再発。原点に戻って対策。矢張り効果的。

体のケアー

先日、朝起きたら、おっ、右腰が痛い、立てない。
自分でも信じられない。
もう、2年以上も何ともなかったのに。

まず、最初に考えたのが、要因。
毎朝と寝る前に、正座は欠かしたことがない。
(以前のブログで紹介。信じられない程治る)


なのに、何故?

思い当たることがありました。
それは、「サイクリング」。
最近は、タイの夏(3〜5月)の暑さに耐えられずに、「散歩」から、「サイクリング」に変更して、運動を続けていました。

散歩を中断した理由は、もう一つ、それは、
遊歩道が、メイン道路の横にあり、排気ガスが気になり中断しました。
(PM2.5の報道もあり、毎日の散歩は将来に問題が起こる可能性がある)

恐らく、腰をサドルに乗せて、全力で漕ぐ、腰に良くないのでしょうね。
心配になり、ネットで調査。

やはり、
1、長時間同じ姿勢。
2、サドル、前傾、ペダル操作など、腰に力がかかる。
3、ペダルを強く押す時の反動。
これらの力が、強力に腰に加わり、腰痛を起こした様ですね。
正しい姿勢、正しい調整、緩やかなペダル踏みが必要の様ですね。

若い人は、まだ、筋肉が力強く、柔ですので、大丈夫ですが、年寄りは
矢張りメダイ(タイ語でダメ)。

さあ、又、腰痛対策の研究です。

ありました。
腰痛の分析です。
1、背骨のゆがみ
背骨で重力を分散する力が弱まり、結果的に、周辺の筋肉に負担がかかり、
疲労が溜まり、炎症を起こす。
2、足の使い方
足にも「利き足」と「軸足」があり、軸足に体重がかかり、血流が悪くなり、
腰痛を起こす。座って、足を組むときに、自然に乗せる方が「利き足」で、下にな
る方が「軸足」だそうです。
3、血流の悪さ
年齢を経るに従って、関節が硬くなり、血管が老化し、毛細血管が減り、筋肉への
血流が悪くなり、腰痛をおこす。

これの改善策が、「約1分の正座」ですね。
姿勢を正し、適度な圧力を筋肉にかけて、バランスを良くして、更に、この結果、
毛細血管も増えて、血流が改善され、腰痛が治る。
ということですね。

私の場合は、サイクリングにより、急激な炎症を起こした様ですので、
治るのに時間がかかりそう。
何か良い対策はないか?

そうです。痛みが続いているのは、体の変形が原因です。
上記の2の原因の対策をしてみました。
以下、

足を組もうとする時です。
これを感じたときに、足を組むのをやめて、軸足の下に、タオルを入れて座る。
なんと、こうしたら、痛みが和らいできました。

それまでは、座った姿勢から立ち上がるのに、痛くて、両手で机で支えて、
ゆっくりと立ち上がらなければならなかったのに、
痛みは残るものの、その日の内に、足だけで、立ち上がれる様になりました。

それから、もう一つ、足を立てて座る事を、数秒間続けると、痛みが和らぎます。
これは、やはり、姿勢を正す方法の一つです。

さて、「正座とタオルと足立ての対策」で、完治まで約2週間。
良かった。
ホッとした。こんなに苦しいことはない。

最後に、
今回完治までに、腰の痛みを感じる毎に、「正座とタオルと足立ての対策」を日に何回も行いました。
目的は、血行良くすることと、体の左右のバランスを矯正する為です。

今日のブッダは、座と涅槃の姿。
正座ではありませんが、非常に安定した姿勢ですね。
「利き足」は右足、「軸足」は左足。
タイの人達は「正座」はしませんね。

でも、日本人の正座習慣は、意外なところで、健康に効果があるんですね。
タイの人たちにも是非教えてあげたい。

今日のチウは、食事中。
チウの一言、
「自転車が悪いのではない、サイクリングが悪いのではない。あなたの乗り方が悪いのだ。」。

ムチュー

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日本で定年退職後、タイにロングステイ、タイと日本の往復、男性です。 また、タイへは、過去に仕事とプライベートで何回も来た経験があります。 しかし、タイ人の居...

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