日本では経験できないインフラの停止(断水編)。サバイバル・タイ
タイでは、正確に言えば、私のすんでいる地区では、インフラ(電気、水)の突然の停止、停止期間を越えての停止が頻繁に
あります。
私のイメージでは、停電は、1回/月、電気の瞬停は頻繁ある。又、断水は、3ヶ月から
半年に1回、いずれも突然。(時々連絡があるが、いつ復帰するかはあてにならない)
今日は、突然の断水にどのように対応しているか述べます。
先日の夜、深夜12時より、工事のため、早朝4時まで断水の連絡があった。
我が家は、過去の経験から、断水時間の延長の可能性を考えて、
給水タンクを1個追加した。(以下の「タイでドメスティックエンジニアになる」で報告済み)
従って、少しの断水延長はOKと気軽に構えて、普通のように水を使っていたら、
なんと、翌日になっても水が来ない。
2個のタンクが半分の時点で、トイレ、手洗いを除いて、ポンプを停止。
なんと、翌翌日になっても、水が来ない。
でも、大丈夫。
こんな事も想定して、二階のシャワールームには、約40リットルのプラスチック
容器に、いつも、水を溜めている。
これで、水洗トイレは使用できる。
更に、断水の連絡を受けた後に、容器の水を新しい水に交換済みの為、
ハンドシャワーを浴びる事ができる。
水が止まる事は、1年に数回ある。
過去の経験が生きている。
食事は外食、又は、袋入りの料理済みの物を買ってくる。
おでん、タイ焼きそば、トムヤムクン、生姜煮の豆腐、野菜の和え物等等、
総菜屋から買ってきて食べます。
このために、実は、ペーパーボウルとペーパーディシュとプラスチックチョン
(スプーン)とソム(フォーク)と竹のタキアップ(箸)を常備している。
次に問題になるのが、洗濯。
これも、以前紹介した駄菓子屋に、コインランドリーがあり、2日程度は利用できる。まとめて洗濯しておけば、5日〜6日は問題なし。
(以下の私のブログ記事を参照方)
さあ、二日後に水が来ました。
でも、圧力が弱く、タンク内に入りません。
その為、庭の散水用バルブの蛇口を分岐して、水を分けるようにしてあります。
ここに、別に保管してある前述の約40リットルのプラスティック容器を置き、
水を溜めて利用できるようにします。
こんな具合ですね。
私は、庭での水浴びが大好きなので、この水を使って、昼はアブナーム(体を洗う)。
暑いタイですから、本当にサバーイ(気持ちがいい)。
あれこれ対応していると、3日目の夜には水圧上昇、タンク内に給水が始まりました。
翌日までには、タンクが満水になっているだろうと期待して就寝。
でも、翌日は確認したら、約20%程度しか貯っていない。
又、水圧低下で給水出来ず。
4日目のには昼から、水圧上昇し、タンク内への給水が無事解決しました。
よかった。
タームクーイ(いつものこと)ですね。
キャンプだと思えば、なんて事はないですね。
ブッダ曰く、
日常生活の問題は、生き死には関係ない。
解決策はいくらでもある。
楽しく解決する方法を選べば良いと。楽しく解決しようと。
生死に関わることはそのようにはいかない。
でも、苦しい状況から逃げないで、真摯に、真正面から向き合えば、
結果はどのようであっても、苦しみを減らす事ができると。
チウの一言
「水をくれ!死んでしまう!」