タイで大気汚染PM2.5の話題。雨が降らない乾季。心配無用、既に手を打っている。

トラフィックコンディション(交通事情)

数年前から、大気汚染が中国で話題になっていたが、遂にタイへ波及した。

色々と原因があると思うが、やはり、交通事情の原因が大きい。

勿論、タイの政治家、知識人はこれをよく知っていて、もう対策に着手している。
つまり、鉄道網の整備。
2022年迄の計画で、かなりの、都市交通が整備される。

私の住むバンコク北部の郊外でも、鉄道とモノレールが2020年、2021年と
次々と完成する予定である。
嬉しいことに、日本のメーカーが受注しているようだ。

それは、さて置き、
日本で、企業で環境改善に責任ある立場で、関与した経験のある私としては、
異様に感じる。防塵マスクを付けた人の多い事。

でも、一方で、タイの人がこれ程環境問題、健康問題に関心を寄せることは、
非常に良いことと思う。

環境基準の意味は、20年以上その環境の中に居る事による影響を重んじている。
従って、今、環境基準をオーバーしていても、体に悪影響が即出るわけでは無い。

政府、行政は既に、最大の関心を抱いて、対策をしている。

直近では、大気中に水を撒き、大気中の粉塵を落とす対策をしている。
これは、不安を払拭する対策で良いことと思う。
一方、最大の対策は、自動車の排気ガスを減らすことである。

これも、既に、都市交通網の構築に着手しているので、心配無用。
あとは、ハイブリッドと電気自動車の積極推進かと思う。

ここで、最初に戻って、環境基準の現実性について、もう少し、話しておきたいと
思います。

PM2.5の日本環境基準は以下のようです。

 環境基本法第16条第1項の規定による微小粒子状物質による大気の汚染に係る環境上の条件につき人の健康を保護する上で維持することが望ましい基準(以下「環境基準」という。)及びその達成期間は、次のとおりとする。
第1 環境基準

1 微小粒子状物質に係る環境基準は、次のとおりとする。
1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。
2 1の環境基準は、微小粒子状物質による大気の汚染の状況を的確に把握することができると認められる場所において、濾過捕集による質量濃度測定方法又はこの方法によって測定された質量濃度と等価な値が得られると認められる自動測定機による方法により測定した場合における測定値によるものとする。
3 1の環境基準は、工業専用地域、車道その他一般公衆が通常生活していない地域又は場所については、適用しない。
4 微小粒子状物質とは、大気中に浮遊する粒子状物質であって、粒径が2.5μmの粒子を50%の割合で分離できる分粒装置を用いて、より粒径の大きい粒子を除去した後に採取される粒子をいう。

環境省によれば、「維持されることが望ましい基準」とは、「人の健康等を維持するための最低限度としてではなく、より積極的に維持されることが望ましい目標として、その確保を図っていこうとするもの」であり、「終局的に、大気、水、土壌、騒音をどの程度に保つことを目標に施策を実施していくのかという行政上の政策目標を定めたもの」とされています。

ここで、「環境基準は、より積極的に維持される事が望ましい」、「工業地帯、車道は除く」などなど、結構、例外が多い事に気づきますね。これが環境基準のレベルですね。長期的な視点での改善、良いですね。
従って、それ程、深刻に考える必要は無さそうですね。

更に、タイでは、雨季が長く、大量の雨が降る。これで、年間での環境基準問題は解決すると思います。
私は、タイ行政の鉄道網整備の対策を非常に良い対策だと思います。

ブッダも、実は「祈る」よりも、身のある行動の方が何倍も良いと言っています。
身近ですぐできる事、自分の立場、役職で出来る事、そして、計画的に中期で
行う事を決断する事などなど。
正に、タイのPM2.5対策のバックヤードのような気がしますね。
少し、こじつけ過ぎますか?

さて、今日のチウです。
寝起きです。

ムチュー

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日本で定年退職後、タイと日本の往復、8年目になる男性です。 また、タイへは、過去に仕事とプライベートで何回も来た経験があります。 しかし、タイ人の居住区に住...

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