タイの新交通網でバンコク近郊はどう変わるのか?(続編)、都市鉄道の終着駅ランシット駅に行ってきた。

前回の記事の補足です。

現地を見て、ビックリしました。
旧鉄道駅があったはずなのに、新駅が大きすぎて、余りの差にビックリ。
実は、旧鉄道は、どちらかというと、長距離輸送用?
近距離は、バス、ミニバス(ロットゥー)の方が圧倒的に便利なので、
利用者が少ない。
従って、本数も少ない。
結果、不便。
こんな感じで、
私に知る限りでは、戦後すぐの、日本のローカル線のイメージです。
田舎に行くと、ディーゼル列車ですね。
タイでは、
当たり前のように、線路を自由に横切り、
線路側には、露店が並んでいる。
ランシットの旧駅は、正にこの通りでした。
でも、さらに錆びれて、露店もなく、
スラブに似たトタン屋根の家が少しだけ連なっていました。
そこからすぐ先に、高架鉄道駅が見えて来ました。
これが、新線、都市交通鉄道駅です。
高架で、かつ、立派な駅です。
東京の駅と同じく、また、バンコク中心部のBTS(モノレール)
の駅と変わらない、立派な駅です。
勿論、エスカレーター(タイ語で、バンダイルアン)も、
左右に設置され、二階階構造になっています。
商店エリアもありそうです。
楽しみです。
ここで、視点を変えて、駅前の商店街を見てみましょや。
なんと、錆びれた、中国様式の4階建の連続建屋の商店、事業場が並んでいました。
シャッターの締められた店も多数あります。
ここから、バンコク中心部まで、30km程度です。
私の予想では、都市交通鉄道(5分毎に列車が走る)が開通すれば、
沢山の人達が利用すると思います。
10年後には、高層コンドミニアム、モールなどが連なる、
町ができていると思います。
ここから、
大モール「フユチャーパーク」迄は、約1km、
駅とモールを結ぶ、モノレールなどもできているかもしれません。
ランシットは、ナワナコン工業団地(日本企業)とバンコク近郊の居住地、
さらに、タマサート大学をはじめとする大学地帯でもあるので、
間違いなく、10年後は副都心になっていると思います。
ちなみに、ドンムアン空港までは、6km程度です。
また、アユタヤ、チャンマイ、ノンカーイ、ナコンラチャシーマー
などの、北部、東北部へは、必ず通過する。
日本で言えば、
上野、大宮のような地の利ですね。
10年後が本当にたのしみです。
前段が長すぎましたが、
今日の散策の経路と写真をご紹介します。
まづ、数キロ離れた、モール「フユチャーパーク」迄行き、
地下の駐車場に駐車、
ここは、。4時間迄は無料なので、よく使います。
雨の日の散歩コースでもあります。
ここから、道路の上を跨ぐ、歩道を歩き、
左側の歩道まで行き、
そこから、西方面に約1km歩きました。
在来線の線路に突き当たり、右折、
すぐに、旧駅です。
高架鉄道の間に、線路とトタン屋根の家が見えます。
勿論、併行して、都市交通の高架鉄道駅が建設中です。
駅前も広い。工事中の広場です。
新駅前の町の様子、
本当に寂れている。
駅工事中のため、臨時の衝立で仕切られています。
今日のジュディは、
遊び疲れて、休憩です。