タイ入国のハードルは高い。タイ政府の広報、閣議決定を整理してみた。コロナパンデミックの収束はいつか?

コロナパンデミック

タイの厳しい入国制限を友人にメールで伝えたら、
今まで余り考えていなかった返事を頂いた。

ある意味で、納得、覚悟のしどころだと思った。

それは、
1、日本への入国に比べて、タイへの入国はかなり厳しい。
2、コロナパンデミックを収束に導く、ワクチン、治療薬を本当に使える
 ようになるには、2〜3年かかる。

そうです。

タイに居住して、日本との行き来をしている身としては、
この辺りを基準にして、これからの過ごし方を模索して行こうと思う。

新たな楽しみを見つける。
新たな価値観・行動指針を見つける。
そして、基本は、「あるがままに、なすがままに、今を一生懸命に生きる」で
すね。

さて、本題ですが、シンプルに、
1、タイ政府・関係機関の発表(2020/06/30)した規制をタイの領事館が広報した資料
2、タイ政府が閣議決定(2020/09/15)した旅行・観光業界刺激策資料(静岡の友人が教えてくれた新たな情報)を紹介します。
(※の部分は、私が注釈を入れています)

1-(1)新型コロナウイルスの感染拡大防止のためのタイに入国する渡航者に対する防疫措置(仏暦2563年6月30日付 CCSA命令(7/2563)附票)
*この時点では、一般観光客は入国許可が出ないので、ビジネスビザ、もしくは、居住ビザを持っている人が対象になります。
 
先ず、タイ入国前の措置(*日本出国前の対応必要事項)
第1項、感染のリスクがある場所及び人が集まる場所を 14 日間以上避ける
第2項、王国に入国する際に使用する以下の書類を用意する (※在タイ大使館の承認必要)
入国可能であることを示す(※ビザなどの)証明書(certificate of entry, COE)
・渡航者が渡航にふさわしい健康状態であることを示 す医師による証明書(Fit to Fly Health Certificate/Fit to Travel Health Certificate)
渡航の 72 時間以内に RT-PCR 検査を行った上で発行 された,渡航者が新型コロナウイルスに感染していないことを示す医師による証明書(Medical certificate with a laboratory result indicating that COVID – 19 is not detected)
・渡航者が王国に滞在する間,新型コロナウイルス感染症の治療費をカバーできる上限金額 10 万ドル以上の保険もしくはその他の証明
・渡航者が隔離を行う施設が政府の定める基準やガイドラインに沿っていることを示した証明書
第3項、渡航前,出発国の出入国審査場において渡航者の呼吸器症状の検査及び検温を行う(Exit screening)

次に、タイ到着時・タイ滞在中の措置(*タイ入国時の対応必要事項)
第1項、王国に入国する際,出入国審査場において呼 吸器症状の検査及び検温を行う(Entry screening)
第2項、出入国審査場において感染予防担当者に書類 を提出する
第3項、隔離中の症状について経過観察を行うため、追跡システムもしくはアプリケーションを使用する
第4項、14 日間以上の間,感染予防担当者が設定した 施設において隔離を行い,職員の指示に従って行 動する。なお,その施設は,政府が設定する基準 及びガイドラインに従うものでなければならない
第5項、RT-PCR 法によって新型コロナウイルスの検査を2度行う。1 度目は隔離期間の3日目から5日目の期間に、2度目は11日目から13日目の期間に行う

1-(2) 非常事態令第9条に基づく決定事項(第12号):国際的な人の移動に関する官報(2020年6月30日)
第1項 王国への越境入国
3月25日付の決定事項第1号の第3項「王国への越境入国の閉鎖」を無効とし、以下の内容に差し替える。「 航空機、船舶、車両、その他いかなる乗り物を利用した、もしくは、空路、 水路、ないしは陸路のいずれかによる。王国への越境入国に関しては、これを行うことが出来る。但し、感染症予防のための措置および入国者数の制限の実施、そして、以下に定める入国者に対するスクリーニングのための当局者の能力、そして、隔離、保護もしくは観察のための施設の設置の点から、首相、もしくは入管 法、航空法、感染症法によって権限を付与された当局者が定める条件、日時、規則に従わなければならない。
第2項 王国への越境入国者に対する感染予防措置 当局係官、もしくは感染予防担当者は、越境入国者に対し、当局が定める条件、日時、規則を厳格に遵守させるものとする。また、当局係官、もしくは感染予防担当者は、当局が定める場所、時間、もしくは入国時の検査のための隔離、保護、 ないしは観察に関し、または、感染の疑いが生じた場合に更なる検査を可能とするための行動を追跡するアプリケーションの使用に関し、渡航ないしは越境入 国の条件について指示および決定を行うことが出来るものとする。

(2)、旅行・観光業界刺激策(インバウンド)2020/09/15 :*適用日は把握していません。
ポイントは→最長270日(約7ヶ月)滞在可能な特別観光ビザ(Special Tourist Visa :STV)発給
*参考(現在、観光ビザは1ヶ月、タイ国内で3ヶ月まで延長可能)
(STV発給条件)
第1項、 代替隔離施設(ASQ)または代替ローカル隔離施設 (ALSQ)への代金支払い証明書
*前述、1-(1)のタイ到着時・タイ滞在中の措置(*タイ入国時の対応必要事項)、第4項、14 日間以上の間,感染予防担当者が設定した 施設において隔離を行い,職員の指示に従って行動する。この政府の定める基準やガイドラインに沿っている施設のこと。
第2項、 経過観察後の宿泊施設予約確認文書
第3項、チャーター便またはプライベートジェットの予約情報
第4項、コロナ陰性証明書、 10万ドル以上のコロナ特約付き旅行保険、など
 
←このためには、(*在タイ大使館の発給する)以下が必要。
     渡航資格証明書(COE)
     特別観光ビザ(STV)

金銭面、期間面から見ても、
私のような、日本人の一般人には、タイ入国のハードルは高そうですね。

従って、私の帰国も、言うまでもありません。
「行きはよいよい、帰りは怖い」
怖くはないか?

さて、今日のジュディは、
座り方に特徴がある?


 
犬・猫の総合情報サイト『PEPPY(ペピイ)』

ムチュー

63,796 views

日本で定年退職後、タイにロングステイ、タイと日本の往復、男性です。 また、タイへは、過去に仕事とプライベートで何回も来た経験があります。 しかし、タイ人の居...

プロフィール
いぬのきもち・ねこのきもち

関連記事一覧

error: Content is protected !!