タイ入国のハードルがこの4月より緩和される。コロナウイルスワクチン接種の広がりを受けて。
タイ国内でもワクチン接種が開始され、その効果を見極めるまもなく、
苦戦する観光業の回復の後押しをするため、タイ政府は具体的な方針を打ち出しました。
それは、第二波のコロナウイルスが、一時期、1日に数百人の新規患者が発生する状況から、徹底した対策で大きく改善されてきている事も大きく影響しています。
要旨は、
(1)入国時隔離期間の短縮(4月)
コロナワクチン接種者は7日、その他の人は10日間に短縮する(旧14日間)。
(2)プーケットへの入国者でコロナワクチン接種者は、7月から、隔離期間なしでの入国を認める。
又、10月以降に他の地域でも、コロナワクチン接種者の隔離期間のなしの入国を目指す。
現在のコロナウイルスの感染状況は以下。
「タイ政府の新型コロナウイルス感染症対策センター(CCSA)は30日、新型コロナの感染者が新たに48人確認されたと発表した。市中感染者は27人で、3月3日以降で最少となった前日からさらに減少した。このうち22人が医療機関で、5人が積極的疫学調査で確認された。残り21人は海外からの帰国・入国者だった。
市中感染者の内訳は、◇首都バンコクが17人◇バンコク西郊サムットサコン県が8人◇西部ナコンパトム県が2人――。積極的疫学調査で陽性判定を受けた感染者の都県別の内訳は、バンコクが3人、サムットサコン県が2人だった。
累計の感染者は2万8,821人で、治療中の感染者は1,348人。回復者は2万7,379人で前日から66人増えた。死者は94人で変わらなかった。累計の感染者に対する回復者の割合は95.0%、死者の割合は0.33%となった。」
今まで、本当に厳しい、「空港封鎖」が続いていただけに、朗報です。
まず、今までの厳しい、「空港閉鎖」の状況を確認しておきましょう。
以下、以前報告した内容から
但し、タイでは、この厳しい「空港閉鎖」のお陰で、2020年度年末迄は、コロナウイルスの拡大を食い止めて、素晴らしい実績をあげていました。
ただ残念ながら、長大なミャンマー国境からの侵入を防ぐ事ができずに、2020年の年末から、今年の年初にかけて、再度の感染拡大が現在も続いていました。
それでは、具体的な緩和広報を紹介します。
これで、徐々に、タイへの入国のハードルが下がり、ビジネスを含む来訪者が増加しそうですね。
本格的には、秋口になりそうです。
私も、2019年以来の日本帰国、タイへの再入国に希望が出てきました。
嬉しい。
1、3月26日 タイ政府発表
(1)7月から南部のリゾート地プーケットで新型コロナウイルスのワクチンを接種した外国人は隔離なしで入国を認める方針を決めた。
(2)10月以降に他の地域でも隔離なしの受け入れを目指す。
入国者にはワクチン接種を証明する書類の提示と、空港での検査、追跡アプリの使用を求める。
プーケットでは集団免疫を獲得できるように、7月までに住民の70%にワクチン接種を進める。7~9月期に少なくとも10万人の入国を見込む。
2、3月8日、タイのアヌティン保健相発表
新型コロナウイルスワクチンを接種した外国人を対象に、入国時の隔離期間を14日間から7日間に短縮すると発表した。4月から実施する。
入国の3カ月前以内にワクチンを接種し、陰性証明を提示することが条件。
ワクチンを接種していないが、陰性証明を提示した外国人の隔離期間は10日間とする。
アフリカからの入国者は対象外で、引き続き2週間の隔離が義務付けられる。
ワクチン接種を受けたが陰性証明がないタイ国民は、2回検査で陰性となった上で1週間の隔離が必要。
医療従事者やリスクの高い人々の接種率が70%に到達した場合、10月からさらに規制を緩和する可能性がある。
今日のジュディは、