タイ人のペット鳥、飼うも食べるも闘うも好き。ファイティング&鳴き声コンテストでゴー。

タイの人の鳥(鶏含む)好きには本当に驚いています。
然も、鶏が一番。
先ず、最初の話です。これは、鶏ではありません。頭の先がトンガッタ黒い小鳥です。
こんな感じですね。
鳴き声と姿を鑑賞するようです。
コンテストが沢山開かれているようです。
私がタイに来て住み始めた頃でした。
私の家のお向かい左隣りにの方、ビレッジの保安・ガードマンの家でした。
ケージを家の前に掛けて、良く、世話をしていました。
時々、私の家の庭木の近くの塀の上にも置いていました。何をしているのかと思うと、
実は、野生の同種の鳥を、寄せて捕まえる為でした。
日本でも、ウグイスなどを捕らえる時の方法とほぼ同じですね。取りもちを使うんですね。
このビレッジの中で、少なくとも6軒はこの鳥を飼っている家があります。
多いですね。
次に、鶏の話。
お隣の家では(今は住人が代わりました)、数年前に、闘う鶏を飼っていました。、闘鶏(ファイティングチキン)、タイ語ではガイですね。
強くなると、100万円以上で売れるそうです。
時々、TVで闘う鶏の放映があります。
各地で、競技会が開かれているようです。
日本でも、高知辺りの話題が時々ありますが、タイでは日常的に、かつ、各地で開かれていると
聞いています。
お隣の次は、また、左隣のお向かいさん(いつの間にか、住人がガードマン一家から、マーケット
住人に代わりました)が、この闘鶏(ファイティングチキン=ガイ)を飼い始めました。
時々、お隣とお向かいさんで、闘鶏を持ち寄って、闘う練習をしたり、鳥の話題の会話が弾んだり
していましたね。
更に驚きは、左隣の住人が転居して(新しい住人は鳥を飼ってはいない)、闘鶏が減ったと思ったら、
それまで留守宅であったお向かいさんが(定年退職されて、住むようになった)なんと、今年から、
頭のトンガッタ小鳥と闘鶏2羽を飼うようになった。
驚きました。
タイの人は鳥好きの人が多いんですね。
実は、競技会、コンテストが好きなんですね。
これは、あるタイの人が教えてくれました。
タイは仏教国、戦いを避けて、お互いに仲良くするのがタイの人達の得意技、
これを守った結果、東南アジアで唯一、ヨーロッパの国々の領土にならずに、
独立を守った王国ですね。
でも、実は、戦いが好きなんですね。
そうです。ムエタイ、タイボクシングはまさに、戦いのスポーツですね。
ブッダは、「怒り」とか、「怨み」とか、「欲張り」を目的、根源とした争いは否定しているが、
正義の戦いは否定していない?
つまり、社会の「無明」が原因の争いが多いんですね。ある意味で、これから身を守る為の戦いは
ある意味で正当化される?
問題は、争いの後の、「潔さ」と「情け」が大切なんですね。
日本の武士道に通じるものがありますね。
これは、仏教の教えの影響かな?
「武士話食わねど高楊枝」など、正しくブッダの教えの「清貧」そのものですね。
死を恐れず、高貴な品位を大切にする。正しく、ブッダの思想そのもののように感じますね。
今日の最後は、又、愛犬老犬チウです。顔を隠している姿と、
声を出して、食事を要求する愛犬チウです。ナーラックルーイ(本当に可愛い)