タイの偉大な水文化について、日本の河川と水文化との共通点からの新たな可能性の発見。

タイの地誌

今日は、タイの運河の巨大さとタイ国の強さの背景を改めて類推してみました。
(タイは長年に渡って、日本と同じように独立国家を保っている)

実は、先日、日本の友人から、ある論文の紹介を受けました。
それは、「日本の文明と情報社会-過去から未来へ-(竹村公太郎氏)」
です。

この中には、日本言語の特徴をはじめとして、多くの「目から鱗」の視点での
考察がありました。

私は、この中で、特に、海峡と山々で分断された日本列島を江戸時代に幕府が、
河川を利用した運河で繋ぎ、水運ネットワークで情報を共有して、一つの日本を、日本の独立守り、築き上げてきたことの考察が印象に残りました。

更に、明治以降に、人口増への対応からの工業化、効率化による農業の衰退により
食料自給率の大幅低下、そして、都市集中化による地方の衰退。

一方、
化石エネルギー拡大による地球環境の悪化で、今後のエネルギー拡大は、
太陽と水と磁場しかなくなる。

こうした状況は必然的に、
江戸時代から築かれた農業用水網による農業復活と食料自給拡大、
日本の地方の水力エネルギーの活用拡大による情報革命が可能な日本になる。
地方が再び活性化する。

これらにより、再び、世界中の資本と知的産業が日本に集中してくる
可能性が高いと。

イントロが長くなりましたが、
私の注目点は
(1)水運ネットワークによる国の振興、国体維持(タイの場合の真実性は不確かですが?)
(2)水運ネットワーク(農業用水含む)による農業の振興(日本では工業化で衰退したが、タイでは今でも顕著)。
(3)豊富な水エネルギー活用による工業化拡大
(4)豊富な自然エネルギー(太陽光、水など)による今後の期待値大。

(1)日本では複数の河川の連携によるネットワークが言語の一元化、情報の一元化による国体維持を可能にした。
タイでは、巨大なチャオプラヤ川がタイ国土を南北に縦断して、その流域にタイの国家が連続的に構築(スコターイ→アユタヤ→クルンテープ・バンコク)されて、
今に至っている。運河を利用して、交易を行い、又、運河を利用して、敵からの防御網を構築、国体維持をした。

(アユタヤからクローンルワン、ラムルッカにかけての網目状に伸びた巨大な運河群)
*クローンは運河、ルアンは大きい→クローンルアンは大きい運河


以前の記事も参照方。

(2)バンコク周辺に見られるように、巨大な運河網を作り、輸送と農業用水網を構築している。
運河を作る時に、掘った土壌を即横に積み道路を作り、運河の輸送と陸上輸送の両方を同時に構築している。

(チャオプラヤ川周辺は平地の為可能、10m以下地域が関東地区面積より広い、流域面積は利根川の10倍以上ある等等)
国王が主導、特に前国王ラマ9世が生涯をかけて構築した。農地の30%の池も作り、上流のダムと運河と水田横の池で
乾季の農業を支えている。
(池で魚の飼育もできる)

(3)チャオプラヤ川とこの運河のお蔭で、国土の中央でも工業団地ができている。
 (ナコンラチャシーマー 、アユタヤ、ナワナコン工業団地等)
(4)熱帯の強烈な日差しの太陽光、そして、豊富な水が水素活用の発電に適している。
そして、これを利用したエネルギーによる安い情報活用の可能性が高い。
(開発というより利用という観点から)

今日のジュディは、
寒いので、洋服を着ています。(21〜24度)
ナーラック ナー(かわいいね)

ムチュー

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日本で定年退職後、タイにロングステイ、タイと日本の往復、8年目になる男性です。 また、タイへは、過去に仕事とプライベートで何回も来た経験があります。 しかし...

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