タイのロイカトーン(灯篭流し)で心を清める。

セレモニー(行事)

今日は先月(11月)の22日のロイカトーン(灯篭流し)を紹介します。
タイの人達はこの日を逃しません。

私も、年2回日本に帰国しますが、この行事は欠かした事がありません。
それは、この行事は、
まず、日本の灯篭流しに似ているが、少し違う。先祖の供養のためにするのではなく、今生きている人の、幸福を祈願して、灯篭を流す仏教行事です。
又、ここでも、自分たちの生き方を祈りに込めて灯篭を流します。

それから、家族の安泰を祈って灯篭を流します。
恋人、夫婦の愛の成就の祈願もあります。
至る所で、この行事はは行われています。
スコタイのロイカトーンは有名ですが、私は身近な近所でのロイカトーンが
好きですね。
夏(4月正月)の水掛祭りは、かけられた方が迷惑する事もあるので、近頃、
巷では減少して、場所を固定してお祭りする傾向になりましたが、
このロイカトーンは、場所は場所なり(池、運河、川、プールなど身近な水のある所)
に工夫を凝らして、至る所で見られます。

私の近くは、ヴィレッジの中の池とこれから紹介する市役所分室の運河沿いで
開催されます。

それでは、まず、灯篭を売っているお店の紹介写真です。
このような、路肩の店が延々と並んでいます。

発泡スチロールやバナナの葉っぱの土台に、色々な花を飾り、最後に、ロウソクを
数本差し込んだものですが、見事に、小から超特大迄、本当に綺麗です。
毎年、工夫され、進化が見られます。

さあ、灯篭に火をつけます。風がありなかなか
ロウソクに火が灯りません。
やっと、火が灯りました。

さあ、水の中に流しましょう。順番を待って、
こんな具合ですね。
流し前に、顔の前で、祈りを捧げます。悩み事など聞いてもらいます。

それから、こんな具合に流れていきます。
川の中に浮かび上がる自分の灯篭が見失うまで、見続けます。
本当に綺麗です。幻想的です。

流した灯篭は、少し運河下に作られた回収用の堰で翌日回収されます。
以前は、自然のままに置かれていたようですが、運河の通行、排水などへの
支障を考慮して、回収しているようですね。

さて、タイでは、仏教行事が本当に人々の中に自然に根付いていますね。
灯篭を製作して売る人達も、商売として、上手に利用しています。
いいですね。

私は、このロイカトーンの翌日、日本に一時帰国しました。

さて、今日の愛犬チウは、放心したように寝ています。
最近、ふざける(戯れる)事が減り、寝る事が多くなったように感じます。
でも、やっぱり、寝顔は可愛い。

ムチュー

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日本で定年退職後、タイにロングステイ、タイと日本の往復、男性です。 また、タイへは、過去に仕事とプライベートで何回も来た経験があります。 しかし、タイ人の居...

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