粕漬物を作って見た。自家製野菜マクワヤーオ(青ナス)

タイで粕漬物に挑戦、
とは言っても、今回は、日本から粕ずけ用の粕と調整用の粉を持ってきた。
次は、タイで米の粕を入手して、粕ずけを作りたいとは思っています。
私としては、日本でも粕ずけの経験はないので、本当に初めての経験です。
さあどうなるか?
今回、粕ずけに挑戦しようと思った動機は、
庭で栽培している野菜、マクワヤーオ(青ナス)が沢山出来すぎるので、
長期保管して、美味しく食べる方法はないかと
考えたからです。
(以下の私のブログ記事を参照下さい)

今までの食べ方は、
1、適当な長さに切り、蒸し器で20分ほど蒸して、ドレッシングで食べる。
2、輪切りにして、ラーメンの具にして食べる。
3、同じく輪切りにして、ゲーンキアオ(グリーンカレー)
一度「焼きなす」を試しましたが、味がもう1つでした。
そこで、やはり漬物が美味しいのではないかと考えました。
まず、ぬか450gに粕ずけの素を少々、水を450ml入れて、
よくかき混ぜました。
それから、マクワヤーオ(青ナス)を適当な長さに切り、
入れ込み、冷蔵庫保管。
数時間後に取り出してみたが、漬かっている様子がないので、
ネットで調べてみました。
皮を一部向いて、塩を少しすり込むとよい。
早速実行して、再び冷蔵庫保管。
1日後、取り出して、1本食べてみた。
まだ十分に漬かってないので、そのまま、再度冷蔵庫保管。
更に1日後取り出して、確認。
面から見ると、漬かっている様なので、取り出して、短冊に切り、
試食した。
約80%は漬かっていたので、それなりに食べることができた。
しかし、美味しさからは程遠い。
更に、今度は、塩を少し多めに加えて、ぬか床を再調整する事にした。
今度は、もう少し、漬けた結果がわかりやすい、大根と人参を漬けてみる事にした。
皮をむき、両端を切断後、
大根も人参も、4分の1に切り漬けた。
さあ、3日後に取り出し、結果を確認した。
ほぼ成功。
若干、塩分が不足のように感じた。
でも、夕飯時に美味しく食しました。
さあ、もう一度、マクワヤーオ(青ナス)への挑戦です。
今度は、青ナスの皮を全て剥き、表面に少し塩を擦り込んでみました。
この状況で、3日目と4日目に取り出して、確認です。
3日目に取り出して、確認。
もう少し、置いてみようと、粕を揉み直して、再保管。
4日目に確認、取り出しました。
こんな状況です。
細かく刻み、チム(味見)です。
おっ、漬かってはいるが、今度はなんと、塩辛すぎる。
さらに、味、歯ごたえももう一つ。
やはり、大根と人参の味には敵わない。
まあ、いいか。
これで、大量に取れた時の、長期保管が可能になった。
ブッダ曰く、「まあまあの幸せ」こそ、「一番の幸せ」だと言います。
人間の欲望にはキリがない。「食べ物に対する欲望もキリがない」と。
タイ語では、「まあまあの幸せ」を「マーマーディーディーの幸せ」と言います。
何事も自分なりに楽しくやれば、マーマーディーディーだと。
私の粕つけ物も、マーマーディーディーの出来栄えですね。
5555!(これはタイの笑いの表現)、5(ハー)の読み方から、
私はいつも、日本の笑いの「はっはっはっはっ」を想像してしまいます。
今日のチウ曰く、
「なんだ結局、又、失敗じゃあないか」
「恥ずかしいから、寝る」と。